「夜かふぇすぴの座」は、会員制特有の守られた空間の中で味わえる「自家焙煎珈琲とペルシャの家庭料理」を持ち前とし、中洲で皆様に愛され支えられて10年が経ちました。
私の息子の野球のために、宮崎へ移住したことをキッカケに、2023年宮崎ニシタチ店をOpen致しました。両店舗とも、大人の社交場の雰囲気を保ちながら、店内には、ママが1人静かに皆様をお待ちしているスタイルは今も変わりございません。
小さなお店ながらも、皆様のおかげで細々とですが、なんとか続けられております。いつまで続けられるかわかりませんが、「みんなの夜の憩いの場として是非がんばってもらいたい」という常連の皆様の温かなお声に励まされながら毎日を過ごしております。
いつも皆様のお越しを心より楽しみにお待ちしております。これからも末永くよろしくお願い申し上げます。ありがとうの感謝を込めて。
夜かふぇすぴの座
オーナーママ 山口ひとみ
宮崎――天孫降臨の神話が息づく“神々の里”。天照大神が生まれた地とも伝えられ、古の息吹が今も静かに漂う土地です。
博多から移住した私は、神社を巡るうちに、この地に満ちる透明な気配や、言葉にならない温もりに包まれていきました。
そして、山奥の誰もいない境内や、心が澄んだ瞬間にだけ現れる、一匹の黒蝶と出会います。古来、黒蝶は「変容」「再生」「新しい始まり」を告げる象徴。
その羽ばたきは、目には見えない導きのように、日々の中でそっと寄り添い、私を進むべき方向へと促してくれます。
このロゴには、宮崎の神聖な息吹と、黒蝶から授かった道引きへの感謝と敬意を込めています。そして、この不思議でやさしい導きの感覚を、訪れる皆さまとも分かち合えますように――そんな想いを、この印に託しました。